2011年(23年)予算委員会-抜粋

白石ひでゆき 23年度予算編審査中の指摘事項

■赤字が質問要旨
■黒字が区の答弁  

違法駐輪や運転マナーの啓発にについて
「文京ルール」を策定して、より区民の文京区感情(愛着)を深めると共に、  行政が行える整備を進めていくべき。

区設 真砂市場の課題について
空き屋商店対策課題については、区民センターの耐震工事の予定によって、各商店の設備投資ができるかのジレンマがある。
早急に都と協議し改修工事を行う前提での夢のある計画を区商連等の知恵を借りて実施すべき。

シビックセンター地下2階区民ひろばについて
消防法の規制を守りつつ、消防署と協議し、イベント会場として利用するときには、 各地下鉄利用者の動線を視野にいれ有効的にシビックセンター領域を使えるよう工夫すべき。

認知症及び障害者グループホームについて
高齢社会の中で、昨年9月の代表質問で特別養護老人ホーム設置については国有地都有地の活用を指摘したところ、 良い答弁を頂いた。次には、その子供達の環境も視野にいれなければならない。それぞれの介護者支援の視点やこの先の事など支援できるよう、 設備計画と共に区民同士が支え合う社会形成を実現できるようコーディネートすべき。

小石川植物園周辺道路・コミュニティー道路について
これらの道路整備は一定、区が誘導してきた事は評価する。しかし、現場では地域住民から様々な要望が出されて改善している現況を鑑みると、 誘導していく時に十分な説明がなされていたかは疑問である。 この経験を元に、今後の整備計画を策定すべき。

大井競馬について
売り上げが下がっている事は改善が必要である。単なる賭け事として見るのではなく、 地方公営競技の目的達成の為に、何を改善していくかを掲げ進めていくべき。

文京区内共通買い物券について
イベントの改善は評価する。今後は、その効果を検証して、区内全域の商品券発行にむけて、消費者ニーズを探るよう要望する。

議員防災服について
災害時の議員の動きについては、今後更に明確にしていくが、区民参加されている訓練に議会として参加する事も必要である。
現在の議員防災服の更新に当たっては、その事を視野に入れて区民に安心感を与えられるような行政・消防署・消防団等との仕分けの中で、つくるべき。

新たな担い手について
小さな政府の時代には、区民の協力がより必要になる。しかし、行政はその責務を明確にした上で、区民の協力を得るべきである。

ペットの災害時避難所について
獣医師会との連携による協力体制を策定し、ペットの一時避難場所の設置用具の整備やペットの一時避難場所を設置することを加えた運営訓練の実施と計画の策定をすべき。

案内掲示のIT化について
観光行政を進めていく上で、携帯電話等を活用したデジタルデータの発信を早急にすべき。

産学連携について
本区は文系的な事が得意だが、理系的な事は弱い。本来の産学連携は、技術力を育成する事と考える。
電化製品に限らず、バイオ技術やコンテンツ技術など出版や印刷を地場産業としてきた文京区に向いているのではないか。
東大との連携を発展すると共に、私立大学との連携を進めるべき。

障害者支援
要望書を提出したが、親無き後の対策・相談支援の充実・就労支援の充実を図り、 新たに都と協議して建設する小石川郵便局横の都有地では福祉センターとの兼ね合いを十分に検討し、利用しやすい形にするよう要望する。

地域猫について
去勢避妊は本年度で3年目の実施を踏まえて、更に実施し、本事業を行う事での、動物愛護啓発広報のあり方をしっかり行う事。
また、依頼者へ普及員等がボランティアである事の理解啓発の実施し、更に捕獲籠の増を要望する。

屋上緑化について
実績が上がっていないのは、先進的な技術導入ばかりに目が向いていないか。原点に戻り、プランター栽培なども一つの手法であろう。
また、生け垣助成においても壁面緑化も含めるなどとして、区民が参加しやすい形にかえるべき。

学校の飲料水について
東京の水は改善されている中で、学校は未だ改修が進んでいない。防災拠点であるがゆえ、貯水槽は必要であるが、 給食室に引く事で各学校に一カ所はおいしい水が飲めるよう改修計画を策定すべき。

学校の飼育動物について
教育指導要綱改訂に伴う、学校飼育動物の適切な活用から、道徳心に限らず、理科などの教科との連携の観点から、 現況を改善し、飼育小屋の整備などを獣医師会との連携のもと体制整備を行うべき。

子供の逞しさについて
体力増進は学校教育に限らず、地域団体の協力を得ながら育むべきであり、支援が必要。しかし、原点は家庭であり、 家庭内でのスポーツに対する理解と実施が望まれる。そのコーディネートすべき。

特別支援教育について
要望書を提出してが、本区が先頭をきって様々な施策展開している事は評価する。今後の展開においても、検証しつつ、築きあげていくことを望む。