会長としての活動
 
平成28年6月末に開催された議長会において、会長に選任頂きました。文京区議会からの選出は歴代3人目となり、その重責にしっかりと対応してきたところです。

議長会総会を開催し、23区の地域が抱える課題を共有して、東京発展の為に議論をする場の座長として、議事の進行を行います。

11月時は、議長会宛てに頂いた要請に対し、研究会を開催し意見を集約致しました。

また、23区の代表として様々な会合に出席させて頂いております。例えば、7月には「献血運動推進全国大会」に参加。

皇太子ご夫妻がご臨席され「若い世代に献血の理解と協力を求めていく」とのご挨拶がありました。

また、文京区目白台「松聲閣」オープニングで昼食をご一緒した近衛 日本赤十字社社長にご挨拶致し、私自身の献血回数20回の実績を伝える機会がありました。




8月には「第53回 東京都河川改修促進連盟の総会及び促進大会」において、都内14区を代表し意見発表を行いました。

「神田川の高い治水対策から2020東京オリンピック・パラリンピックの野球とソフトボールを東京ドームで!」という前説PRも行いましたが、 後日、IOCのセキュリティマニュアルに東京ドームが対応できず、JOCが横浜スタジアムを提案した事は残念な結果となりました。



また、「東京都戦没者追悼式」では、小池新知事と共にシビック大ホールにて献花を行いました。

礫川公園上段に建立された戦没者霊園は私の子どもの頃とは形が変わったものの、平和へのメッセージを送っている場所であり、次の世代にもしっかり伝えて行きたいと思います。

そして、23区の議長で議論しました各国務大臣宛の緊急要望の10項目について、7省庁を訪問し要請活動を行い、都政新報等で取り上げられました。

9月には、秋篠宮夫妻の参列のもとに執り行われました「関東大震災・都内戦避難者大法要」では、関東大震災から93年目となり、私達が「備えるべき」必要性を隅田の地から考えさせて頂きました。

10月は、関東市議長会長、海老原栃木市議会議長を訪問し、特別区議長会の情報発信力を鑑み、関東市議長会東京支部を東京市議長会と特別区議長会の2分化して設置する事を提案。

東京16市の議長と協議を重ねていく事を伝えました。

なお、今現在の特別区議長会は、東京市議長会の内部組織に位置づけられており、矛盾を起こしています。

11月には、天皇陛下より園遊会へご招待頂いたものの、三笠宮崇仁さまご逝去に伴い、中止となりましたが、読売新聞に掲載された招待者一覧を見られた区民の方より、 「文京区民として名誉です」というお電話を頂きました。

親子二代で立場は異なりながらも、お目にかかる機会があった事に、ご支援を頂いてきた皆様のご信頼の賜と感謝致します。

 
■都民の為に他会議体で発言
 
○東京都後期高齢者医療広域連合議会
医療制度確立と健康寿命確立の為に実施する事業、ジェネリックの更なる啓発、歯科診療による伸び率の対策を、課題点として発言しました。

○東京都市区町村振興協会
28年度上半期事業の報告を受け、震災復興支援と共に、地方との連携を強化する事業に賛成し、旧東京区政会館本館の解体工事の追加助成では、費用対効果の検証状況について発言をしました。

○全国市議長議長会
814市区議会で運営されており、市区が抱えている課題について中長期的視野を持ち、解決に向けて活動をしています。
私はこの中に設置されている、「市議会議員共済会」の副会長を務め、地方議員からの要望により平成23年に廃止した、 毎月10万円を越える掛け金となった地方議員議員年金の廃止まで加入者である53,000人の状況をチェックしています。
なお、平成15年以降当選された議員には社会保障制度はありません。



○特別区非常勤職員公務災害補償等認定委員会
文京区からの申請率が高く、逆に申請されていない区も多くある事から、それぞれの区によって制度の運用が適正に実施されているのか、分析するよう提案し、委員会決定されました。

○特別区人事委員会
職員給与に関する報告及び勧告を受け取り、その経過報告に対し意見を述べ、各区で検討する事としました。